地域包括ケア病床とは?

急性期の治療が一段落した後、在宅復帰に向けて入院加療をする病床です。
「もう少し経過観察が必要になる方」
「在宅復帰へ向けて積極的なリハビリが必要な方」
「在宅での療養準備が必要な方」
などが対象となります。ただし、該当病床に入室後、最長60日以内での退院が原則となります。
「地域包括ケア病床」へ転床して頂く場合、主治医が判断し患者・ご家族さまにご提案させていただきます。
また、厚生労働省に届け出を行っているので、患者さまの症状や状態・治療内容により部屋を使い分けしなくてはなりませんので、患者さまには急な部屋移動でご不便をお掛けすることもありますが、ご了承ください。

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どのような患者さんが対象となるの?

地域包括ケア病床イメージ図・骨折などの手術後に継続したリハビリが必要な方

・入院治療により病状は改善したが、もうしばらく定期的な診察(経過観察)が必要な方

どれくらい入院できるの?

入院診療計画に沿った期間ですが、60日を限度としています。

入院費用は?

地域包括ケア病床は1日あたり定額制となります。ただし、入院経路や疾患によって入院費の計算方法が異なりますので、詳しくは事務担当者にお尋ねください。

※定額制に含まれない医療行為もあります。

在宅復帰に向けた支援

医師、看護師、リハビリスタッフや医療ソーシャルワーカー(MSW)が患者さん・ご家族と協力して、患者さんの在宅復帰に向けた治療、退院及び退院後のケアについて支援を行います。

なお、地域包括ケア病床で容態が急変した場合、一般病床に転床していただく場合がありますので予めご了承をお願いいたします。