診療科のご案内
Clinical department
診療のご案内
整形外科
骨折・脱臼・捻挫等の靭帯損傷など、筋・骨格に関わる外傷全般と変性疾患(骨の変形に疼痛等を伴う疾患、例えば変形性脊椎症、変形性膝関節症)、リウマチ、痛風、骨粗鬆症の診療を担当しています。
それぞれの疾患や重症度に応じ、薬で症状を緩和することもあれば、手術的に治療を行なわなければならない場合もあり、青木病院整形外科では患者さまに治療方法を十分に説明し、お勧めの治療方法を提示したうえで納得のいただける治療を行なうことを目指しております。
病気・治療について
ロコモティブシンドローム
骨が弱くなる「骨粗鬆症」、膝の関節軟骨がすり減る「変形性膝関節症」、腰の神経が圧迫される「脊柱管狭窄症」といった病気に悩まされる人は増加しています。日頃から自分の体の調子をチェックし健康寿命を高めましょう。
変形性膝関節症と骨壊死
立ち上がるときに、膝の内側が痛む、夜間寝ているときに膝が痛む…。
膝の痛みに悩んでいる方は多くいます。最後まで自分の足で歩けるようベストな治療法を考えましょう!
膝関節靭帯損傷
膝関節を強く捻ったり伸ばしたりしたときなど事故やスポーツによる外傷で発症する外傷性靱帯損傷とスポーツや作業時の繰り返される動作による疲労性靱帯損傷などが見られます。
青木病院では関節鏡視下に手術を行い、できる限り低侵襲で行います。
学会施設認定
日本整形外科学会専門医制度研修施設
手術症例の日本整形外科学会への症例登録のお知らせ
※日本整形外科学会症例レジストリー(JOANR)
当科では、日本整形外科学会の認定施設のため、2020年4月1日より運動器疾患の手術に関する大規模データベースの構築および日本整形外科学会ホームページでの情報公開を目的として、手術を受けられた患者さまの年齢、性別、生年月日、病名、手術術式、手術時間、手術日、1ヵ月後の治療成績等を日本整形外科学会に匿名化(第三者が分からないように変更する)した上で登録しております。ご協力のほど、なにとぞよろしくお願いいたします。なお、ご同意されない場合は、その旨を主治医にお伝えください。
診療科スタッフ
医師名 | 専門分野 | 出身大学 | |
---|---|---|---|
常勤 | 青木 隆志 (病院長) | 膝関節外科 | 東海大学医学部 |
小野 秀樹 | 膝関節外科 | 国立富山医科・薬科大学医学部 | |
非常勤 | 坂口 勝信 | スポーツ整形外科、肩関節外科 | 所属:埼玉医科大学病院 |
河野 慎次郎 | 手外科、リウマチ外科 | 所属:東京山手メディカルセンター | |
釘宮 典孝 | 脊椎・脊髄外科 | 所属:埼玉医科大学病院 | |
高橋 公男 | リウマチ外科、スポーツ整形外科 | 岩手医科大学医学部 | |
荒川 郷彦 | 帝京大学医学部 |
内科
高齢化社会では、単に長く生きるかではなく、いかに健康で長生きするかということが課題になっています。その鍵をにぎっている生活習慣病(高血圧、高脂血症、糖尿病、肥満等)は単純に”検査”して”くすり”という方法では解決できません。病気の治療よりも、むしろ生活スタイルの改善のほうが難しい問題だと言えましょう。
当院内科では医師がそれぞれの専門性を活かしながら、月曜日から土曜日までは内科全般にわたる患者さまを診察しています。
● 呼吸器疾患
長引く咳、花粉症などでお困りの方は青木病院内科にご相談ください。
「せき」「たん」「かぜ」 → 気管支炎、肺炎
「発熱」 → インフルエンザを含めた感染症
「息切れ」 → 肺気腫、間質性肺炎
「ヒューヒュー、ゼイゼイ」 → 気管支喘息
「胸痛」 → 胸膜炎、自然気胸
「血痰」 → 気管支拡張症、肺癌
呼吸器疾患には肺癌、呼吸器感染症、気管支喘息、間質性肺炎、慢性呼吸不全などがあります。高齢化社会の到来により呼吸器疾患は今後更に増加すると予想されております。これらの呼吸器疾患は内科にて診療を行っております。また肺癌検診、にも取り組んでおりますので、ぜひ一度ご相談ください。
● アレルギー疾患
舌下免疫療法
スギ花粉症とダニ(ハウスダスト)アレルギー性鼻炎の治療法の一つに、アレルゲン免疫療法があります。治療は健康保険が適応されます。
検査・診察のうえ、適応があると判断した方に治療を開始します。
*スギ花粉飛散期には治療開始出来ませんのでご注意ください。
エピペン
【エピペンとは】
エピペンは、ハチ毒、食物及び薬物等によるアレルギーを治す薬剤ではなく、アナフィラキシーの症状を緩和するために、自己注射する補助治療剤です。エピペンには、アナフィラキシー発現時の治療に用いられるアドレナリン(エピネフリン)の薬液と注射針がキットになっています。
【処方までの手順】
・まずはお電話で予約をしていただきます。
・受診希望日の予約 ※受診希望日の5日前まで
・予約日確定後、エピペン発注(届くまで2~5日かかります。)
・受診日当日、医師の診察後、薬剤の使用方法の指導を行い薬剤を処方します。
エピペンについて詳しくは、下記をご覧ください。
→エピペン注射液のホームページ
http://www.epipen.jp/top.html
【アナフィラキシーとは】
ヒトにとって異物が体内に侵入したときに、体を守ろうとする防御(免疫)反応が、体に不利に作用し、かゆみ、くしゃみ、炎症、喘息などの様々な症状を引き起こすのがアレルギーです。
アナフィラキシーとは、アレルギーの原因物質に接触したり、摂取した後に、数分から数十分以内にアレルギーによる症状が体の複数の臓器や全身に現れる激しい急性(即時型)のアレルギーです。重症の場合には、呼吸困難や意識障害を引き起こし、ショックを起こすこともあります。
エピペンは、「アナフィラキシーが発現した際の補助治療を目的とした自己注射用製剤」です。エピペンは、通常体重が15kg以上の方が対象となります。
泌尿器科
最近、尿が近い、尿の勢いや切れが悪い、尿がもれてしまうあるいは排尿時に痛みが走るなど、症状があってもなかなか相談しにくい悩みをお持ちの方、また、健康診断・人間ドックなどで尿蛋白や尿潜血など尿の異常を指摘された方はいらっしゃいませんか?
こんな時は毎週金曜日に泌尿器科専門医が担当する泌尿器科外来でお気軽にご相談下さい。
また、前立腺癌などの尿路・性器の悪性腫瘍、その他前立腺肥大症、腎炎、腎盂腎炎 や膀胱炎など尿路・性器の炎症性疾患等の診療を担当させていただきます。
前立腺肥大症
【症状】
排尿症状:尿道が圧迫されるために尿の勢いが弱くなったり、途中で途切れる。
蓄尿症状:頻尿、尿を我慢できない、我慢できず漏らしていまう。
排尿後症状:残尿感や排尿後に尿が垂れる。
【薬で自覚症状改善】
前立腺肥大症の治療には薬物療法と手術療法がありますが、多くの場合は薬物療法で症状の改善が認められます。薬物療法の基本は尿道の閉塞解除と過活動膀胱症状の緩和であり、青木病院では主に薬剤での治療を行っています。
過活動膀胱
「トイレが近い」ことを「歳のせい」とあきらめていませんか?ひとりで悩まずに早めに医師に相談しましょう!
☑急にトイレに行きたくなり間に合わないかもとヒヤヒヤする
☑家事や電話中にすぐトイレに行きたくなる
☑夜に何度もトイレに起きてよく眠れない
☑尿がもれて恥ずかしい思いをした
☑長時間の外出を避けている
☑トイレが気になって旅行を楽しめない
*病院広報誌『あおきホットラインVol.9』特集ページにて泌尿器科の紹介をしています。
特集:トイレが近い、尿が出づらい・・・その悩み、薬で治ります。
循環器内科
こんな症状があったら危険サイン!
心臓病が見つかるきっかけと症状について、専門医からのアドバイス
☑血圧が高い → 脳卒中や心筋梗塞の予防のために、今から対策。
☑胸が痛い → 急性心筋梗塞など緊急を要する場合があります。
☑息切れ → 心不全や肺塞栓症の可能性もあります。
☑動悸 → 不整脈から突然死や心不全、脳梗塞につながるものも。
☑むくみ → 心不全の発見のきっかけとなる症状です。
青木病院の循環器内科は「狭心症,心筋梗塞,心不全,不整脈,心臓弁膜症,高血圧,心筋症,先天性心疾患,動脈硬化症,肺高血圧症,大動脈疾患,心臓ペースメーカー」を 専門に扱います。
狭心症等が疑われ、血管造影などの精密検査が必要な場合は、済生会前橋病院をはじめ、循環器専門科を有する周辺の医療施設へ責任をもって引き継ぎます。
循環器内科の受診方法(専門外来)
専門外来のため予約制となっております。受診を希望される方は受付窓口または電話にて予約を取得してください。また、かかりつけ医のある方は、紹介状をお持ちください。
青木病院ではこのようにして【心臓病】を評価します
☑ 狭心症
専門病院に入院して心臓カテーテル検査によってなされますが、緊急性がない場合は運動負荷心電図などの検査を行います。心臓カテーテル検査が必要な時は群馬県前橋市の連携病院にご紹介します。
☑ 心不全
原因を心臓超音波や運動負荷心電図検査などで正しく診断します。また細やかな生活管理を行います。
☑ 肺塞栓症
胸部CTや心臓超音波などで診断します。
☑ 不整脈
心電図や24時間心電図などの検査を行って診断します。
広報誌紹介
病院広報誌『あおきホットラインVol.10』特集ページにて循環器内科の紹介をしています。
【特集】
息切れ、胸の痛み、足のむくみや歩行時の痛み
心臓の病気は“早め”が肝心
医師紹介
医師名 | 専門分野 | 出身大学 | |
---|---|---|---|
非常勤 | 中野 明彦 | 循環器内科 (血管内治療) | 群馬県済生会前橋病院 |
土屋 寛子 | 循環器内科 | 群馬県済生会前橋病院 |
リハビリテーション科
当院のリハビリは入院リハビリ・外来リハビリ・訪問リハビリを各主治医の指示を受けて行っていますので、まずは整形外科を受診されるようお願いいたします。
リハビリテーションの大きな目的は、その方らしい生き方で、再び元の生活に戻すことです。
対象となる患者さま、またその家族はお気軽に私たちリハビリテーション職を頼っていただきたいと思います。
何かあれば、ぜひご相談ください。