当院放射線科の2020年度の業務は、一般撮影7535件、CT検査1286件、MRI検査1034件、骨密度347件でした。
放射線科は、安心・安全な医療を提供することを一番に考えて日常業務を行っています。
設備に関しては、2013年に16列マルチスライスCTや骨密度測定装置を導入、2015年度からは1.5テスラMRIを導入いたしました。
放射線科の取り組みとして、患者さまが安心して検査をして頂けるように、検査前からコミュニケーションを大切にし、また放射線被ばくについて相談窓口を設置しています。
放射線被ばくについて不安などをお持ちの方は、当院受診した患者さまだけでなく患者ご家族さまでもお気軽にご相談ください。
また、当院では近隣の医療機関との連携を通じて、地域医療への貢献を目指しており、CT装置とMRI装置の共同利用を行っております。

業務内容

一般撮影・MDCT・MRI・骨密度測定装置・X線TV・術中イメージ・PACS管理など、撮影業務を中心に、診療放射線技師の業務を行っています。

スタッフの人数

4名(男性3名、女性1名)

設備の紹介

【こんな症状ありませんか?】

yu-kou放射線科では、レントゲン、CT、MRI、骨密度検査装置などの最先端機器を駆使して、各診療科からの検査依頼に応じた、正確な診断をするための画像を提供しています。 検査に関して、ご相談や質問などございましたら、放射線科までお問い合わせ下さい。

MRI装置

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MRI検査では、強い磁場と高周波を使用して、体内にある水素原子核を磁気に共鳴させて電波を発生させます。その電波を受信する事により、体の色々な方向の断面の画像を作成することが可能で、様々な病気の発見に優れています。
当院に導入したMRI装置は、1.5 テスラの磁場強度を有する装置で、質の高い診断が可能となっております。  

16列マルチスライスCT

マルチスライスCT装置とは、一回転の撮影で複数断面の撮影が同時に行えるCT装置のことです。従来の装置と比較すると、広範囲の撮影を短時間で行うことができるため、検査中の息を止める時間も短くなり、 患者さまの負担が小さくなりました。さらには最薄で0.625ミリメートル厚という詳細な画像データを得られるようになり、小さな病変でも描写できるようになりました。  

骨密度測定装置

DEXA法(デキサ法)による骨密度測定装置を導入しました。
DEXA法とは、腰椎または大腿骨頚部に2種類のエネルギーのX線を照射し、その吸収差から骨成分だけを区別して測定する方法です。
骨粗鬆症をはじめとする代謝性骨疾患の診断や治療経過の観察などに広く用いられており、最も信頼性の高い骨密度測定法といわれています。

放射線技師への質問

放射線技師 江良科長

Q1.毎日どんな仕事をしているのですか?

入院、外来の患者さまの、レントゲン撮影やCT検査が主な業務です。また、当院の画像診断は、フィルム診断から、PACS(医用画像情報システム)の導入によりモニタ診断に変わりました。このPACSを管理することも、大切な業務になっています。

Q2.放射線技師になって良かったことは?

毎日、多くの患者さまの怪我や病気が快方へ向かえるよう、微力ながらも協力できること。

★青木病院のここがおススメ!

全職員、患者さまに満足していただく為ならば、労力を惜しむことなく業務に取り組んでいます。

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