青木病院では以下の目的のため3つの人事制度を取り入れています。

1 人事制度の目的

1)経営への貢献

・人的資源を効率的・効果的に活用し経営目標を達成
・職員のやる気をもたらし組織を活性化

2)職員への動機付け

・人的資源の顕在能力を活かし組織目標達成・業績向上
・職場組織の目標達成と自らの意欲目標の動機付け

3)仕事の成果と問題意識

・問題意識をもって仕事に取り組む風土つくりの醸成
・成果を生むことを常に考える人材の育成と伸張

4)労働意欲の向上

・自らの仕事ぶりの正しい評価を望む職員への動機付け
・自らの成長と自己実現を目指す機会の提供

2 人事制度の構成

1)職能資格給制度(職能給)

基本給は年齢給(1歳毎の昇給)+職能給(人事考課による昇給)で構成され、職能給は仕事や能力の習熟度により日常業務から管理統括業務までの1~6等級で区分されています。人事考課の結果により昇給します。

2)目標管理制度

上司が部下に対して病院目標と部門課題など説明し、半年毎に仕事上の目標を定量的・定性的両面から、できるだけ具体的にたてます。目的は目標の整合性、仕事のイメージ化、人材育成、上司と部下の納得感醸成など多岐に渡ります。

3)人事考課制度

4つの要素(業務成績、勤務態度、職務遂行能力、管理業務)から成り立ちます。人事考課表を用いて半年毎に日常業務への取り組み成績や、業務態度や実践能力を評価(自己評価、上司面談)します。

3 評価スケジュール

4月:病院目標・部署目標から1年間の個人目標(目標設定シート)を立てます。
9月・2月:人事考課表・目標設定シートの達成状況を評価します(賞与、昇級・昇進に反映)。

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