2017年04月11日

転倒予防~ストレッチ編~

65歳以上の寝たきりの原因は脳血管疾患、高齢による衰弱の次ぎ、骨折・転倒が第3位。実に8人に1人のお年寄りが転んだり骨折が原因で寝たきりになっています。転倒の原因として考えられるのが、筋力、バランス、柔軟性の老化による身体能力の低下と運動不足。また、薬の副作用や自宅の環境整備の不備も原因の1つとして挙げられます。では、転ばない、転倒を起こさないような体作りのために何をすればよいのでしょうか?柔軟性(ストレッチ)・筋力・バランス・歩き方・住宅環境の5つがポイントです。 今回はスムーズな動作を行うために、柔軟性を高めていきましょう!!
スライド5

体を左右に捻ります。
寝て(仰向け)行う時は、両膝を立てて、膝を左右に倒しましょう。この時上半身も一緒に横を向いてしまうと効果がないので、動かさないようにしましょう。

スライド6
仰向けに寝て、一方の足は伸ばしたままもう片方の足を曲げてももを胸につけるように抱えこみます。

スライド7
壁に手をつき、後ろ側の足の膝を伸ばします。
前方へゆっくり体重をかけ、後ろのふくらはぎを伸ばします。

スライド8
仰向けに寝て、両手を上にあげ、つま先から指まで全身を伸ばします。両手は上方向に、両脚は下方向に引っぱられるように伸ばしましょう。

1.息を止めない
  血圧の上昇を招いてしまう恐れがありますので、ゆっくり息を吐きながら行いましょう。難しければ一緒に数を数えてもらったりしましょう。
      
2.伸ばす力は痛みが出ない程度
 気持ちいい~少し痛い程度のところで止めてストレッチを行いましょう。
      
                     3.伸ばす時間は10~20秒程度。
                        この3つに気を付けてストレッチを行いましょう。

 

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