2017年04月04日
ロコモティブシンドローム(運動器症候群)
「ロコモ」、知っていますか?当院でも9月の健康講座っで紹介しました。
骨・関節・筋肉などの運動器の障害のために要介護(1人では動けない・寝たきりなど)になるリスクの高い状態が「ロコモティブシンドローム」です。
次の7つのうち1つでも当てはまれば、要注意。
今回はロコモ予防の簡単なエクササイズを2つ紹介します。いつまでも若々しくいるために一緒に運動しましょう。
*まずはロコモチェック!!
①家の中でつまずいたり滑ったりする
②階段を上るのに手すりが必要である
③片脚立ちで靴下がはけない
④横断歩道を青信号のうちに渡りきれない
⑤15分くらい続けて歩けない
⑥家の中のやや重い仕事が困難(*布団の上げ下ろし、掃除機の使用など)
⑦2㎏程度の買い物の持ち帰りが困難(*1ℓの牛乳パック2個程度)
この7項目より1つでも当てはまれば「ロコモ」の心配があります。
ロコトレ ~2つの運動を継続することが大切です。元気な足腰を作りましょう!!~
床につかない程度に片脚を上げます。
転倒しないように必ずつかまるものがある場所で行いましょう。
肩幅より少し広めに足を広げて立ちます。つま先は30度くらい開きましょう。膝がつま先より前に出ないように、また膝とつま先の向きを揃え、お尻を後ろに引くように体をしずめます。このとき膝が90度以上曲がらないように注意してください。
*深呼吸をするペースで5~6回繰り返し、1日3回行いましょう。